SEIJISAN

スーパーマン4/最強の敵のSEIJISANのレビュー・感想・評価

スーパーマン4/最強の敵(1987年製作の映画)
1.5
お金が無くてスーパーマンの映画化権を売却。が、売却先が悪かった。既にパート4用の予算は確保されていたのに、1本分の予算で2本作ろうと悪知恵を働かせた為に本作の特撮のレベルはかなり低い。それでもクリストファー·リーブは脚本作りにも参加して何とか良い作品にしようと頑張ったとの事。真面目な彼の一面が見えるのが国連でのスーパーマンの演説。これをクリストファー·リーブは世界に向けて訴えたかった。ただそのメッセージも観てくれる人がいなくては届かない。本来ならこんな状態の映画に出演するはずの無いジーン・ハックマン、マーゴット・キダーらもクリストファー·リーブの為にヘンテコリンな映画なのに出演してくれている。本当にクリストファー·リーブって人望があったのだなぁと思う。今回の敵はスーパーマンの遺伝子を持ち、核の力で誕生したニュークリアーマン。衣装が...。彼と格闘する月面でのシーンはコントのレベル。デイリープラネット社も投資家に買収されて下品で嘘盛り沢山の悲惨な新聞を発行する新聞社になってしまった。今回はデイリープラネット社の闘いも描かれている(申し訳程度に)。大好きなスーパーマン。変な映画関係者にズタズタにされて悲しい気持ちにさせられる作品でした。
SEIJISAN

SEIJISAN