Bobsan

スーパーマン4/最強の敵のBobsanのレビュー・感想・評価

スーパーマン4/最強の敵(1987年製作の映画)
4.2
製作がキャノンフィルムズになればこうなるのは当然で、何らおかしくもなければ不思議でもなく、はたまた残念でもありませんね。
キャノンフィルムズの良さはまあ色々ありますが、流行りに乗る、質より勢い、何かの続編、何かっぽい作品という、要するに芸術に中指おっ立てて大衆娯楽をよってらっしゃい見てらっしゃい!安いよ安いよー!と市井の人々に提供した姿勢ですね。
本作に於いても一作目の格調は微塵も無くなりましたが、観客を楽しませようとするサービス精神はひしひしと伝わります。そもそもスーパーマンなどというバカみたいな題材なのですから本来これでいいのではないでしょうか?一作目だって、地球を逆回転させて時間を戻すなどというアホな事を金をかけて大真面目にやっているのです。こちらは金がないので安っぽく見えるけどやってる事は(多分)同じです。
キャノンフィルムズは本当に楽しい作品をたくさん提供してくれましたよ。
Bobsan

Bobsan