ま

烏 カラスのまのレビュー・感想・評価

烏 カラス(2007年製作の映画)
3.2
ヒッチコックの異色作「鳥」を彷彿させるような作品。ジャケット・タイトル等凄くB級っぽいんだけど意外とそんなことなかった。

ところどころ合成っぽくもなるけど映像も思ったほど粗くはなく真面目に作られている。

そのへんにいるカラスが突如人間を襲いだすホラー映画。身近なモノが襲ってくる恐怖、大群で襲ってくる怖さ・不気味さがなんとも言えませんでした。

カラスって実際凄く知能が高い生物らしく、人間の幼児くらいの知能があると聞いたことがある。本作でも石をぶつけてガラスを割るシーンなんかあるんだけど、いやいやそんなこと出来ないでしょ~ではなく、それぐらいのこと場合によって実際するらしい。

自分では割れない木の実をわざと落として車に踏ませて中身を食べてるなんて映像を見たことある。あと子育て中のカラスは特に凶暴で人間を襲うこともあるそう(よくカラスの繁殖期に注意書きのポスター見かける)。

そんなわけで決して大げさではないですよっていう身近な恐怖感を味わった作品。
ま