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ブリジット・ジョーンズの日記のSEIJISANのレビュー・感想・評価

3.5
役作りの為に太ったレネー・ゼルウィガー。30代独身女性の一筋縄ではいかない恋物語。飾らない素のままのブリジット・ジョーンズってかなり魅力的なんだけど、彼氏が出来ない。そして並外れたドジっ子である。それもまた魅力的なんだけど、彼氏は出来ない、結婚出来ない。でも、個人的には最高に羨ましい友達が3人もいる。僕だったら、この友達3人との関係だけで独身30代乗り切っちゃうな。ヒュー・グラントは最高にゲス男を演じるものの「ごめんちゃい」で済まされそうな「許されキャラ」を100%発揮。絶妙なキャスティング。彼以外が演じたら作品自体が沈没してたかも。究極のゲス男だったから後の展開が笑えなかったかもしれないので。対局にいるコリン・ファース演じる男性のキャラクターは好きだなー。お母さんが買ってきた最高にダサいセーターとネクタイをキチンと着たり絞めたりしてるところがチャーミング。クライマックスへの盛り上げ方と落とし方が見事でした。あまりにキレイに完結しているので、続編2作を観たいような観たくないような...。
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