処女だけを狙う昆虫型エイリアンの話。婆さんだろうと処女なら構わずレイプする精神、つよい。

エイリアンが人間の身体を突き破って出てくる時の、顔面や胸部が変容していく特殊メイクが低予算ながら力が入っていて大変よろしい。
肝心な処女大好きエイリアンの見た目なんだけど、一部だけが映るシーンではヌメヌメドロドロのナマコ系な気持ち悪さ全開なのに、満を持して全身が映ると仮面ライダーなバリバリのスーツアクターでおったまげ。何だこいつは。
あとクライマックスで主人公達の前に正体を現して、冗談じゃなく2秒で焼き殺されたのはさすがに笑う。

"処女だけが助かる"っていうスラッシャーの定義を覆そうとしたんだろう気概は感じた。
そんで隙あらばおっぱいだったので、クソつまらないことを除けば満足感はわりと高し。


｢被害者はみんな処女なのよ｣
｢なんだって！？｣ﾄｩﾙﾙﾙﾝ

てサスペンスの定番SEが流れるのシュールだった。

謎の女性乱暴事件が多発。刑事と女医が真相に迫ったら宇宙人の仕業だったSFホラー🇺🇸


監督は旧エンパイアが生んだポンコツ番長ティム・キンケイド📽️
「エイリアン・フロム・ダークネス」は本作のリメイク📽️

エンパイアらしい中身のなさ🤘
本作はエチエチ要素にガン振りしたSOV作品となっております。
事件の真相を追うサスペンス要素は用意されているものの割合が少な過ぎる上、余りにも単調な内容でオマケ程度。

メインのエチエチ要素はてんこ盛り🫦
劇中の絵面をほぼ裸女が締めていると言っても過言では無い。
女性が服を脱ぐ→宇宙人登場→顔面ドアップのスクリーミングがループ化。
被害者の数が其れなりに多いので登場シーンを省かれた主人公がほぼ空気状態に…
全裸ストレッチシーンの尺の長さはガチで笑える。

レ○プ魔宇宙人インパクト薄め👽
ベタベタ版仮面ライダーBlackな見た目に指から触手、擬態能力完備と如何にも強そう。
しかしながら戦闘力は低い上に登場シーンの殆どがシルエットと言う残念な扱いを受けている。
SFXで表現されたグチャドロ変身シーンが最高にカッコ良かったから残念。
それに対して終盤から参戦するフリーク君は文句の付け所なかったな〜。

胡散臭いジャケットのB級ホラーの天才(だと思ってる)こと、ティム・キンケイドの作品。
VHSのジャケがヤバいんすよ。裏筋みたいな頭の宇宙人がUFOと高層ビル街を背景にして触手で女の子たちを捕まえてる、っていうキービジュアル。
この手のVHSは、先にビデオ販売用のビジュアル作っておいてクオリティの追いついてない低予算作品が量産されていた当時の文化を体感できる貴重な資料。
相変わらずのジャケット負けって意味で4.5
VHS