ゆきゆき

ロッキー5/最後のドラマのゆきゆきのレビュー・感想・評価

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)
3.2
財産だけでなく、ボクシングまで失ってしまったロッキー。命がけの試合を経た4の続編がこれか・・・。

息子のロッキーJr.を放置し、目をかけていたトミー・ガンにも去られてしまい、癇癪を起こすロッキーの姿がひたすらツラい。再起までを描くサクセスストーリーにしろとまでは言わないが、リング上ではなくストリートファイトで決着をつけるラストは「これでいいのか?」と思ってしまう。

一方でロッキーJr.の方はいじめっ子に立ち向かい、最後にはそいつらと親友になってるという清々しい男だが、その過程の描写があっさりすぎる。どう見てもそっちに尺を割いた方が良かった気が。ただ、最後にはロッキーもしっかりと息子と向き合えているシーンがあったのは救いだった。
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