たいぢゅ

ロッキー5/最後のドラマのたいぢゅのネタバレレビュー・内容・結末

ロッキー5/最後のドラマ(1990年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

記憶よりずっと面白かった。
全盛期ではないけれども、全盛期にはない魅力がある。ロッキーシリーズにおけるロッキー5という意味でも、ロッキーというキャラクターの人生におけるこの時期という意味でも。

今作前半ではやたらとロッキーが愚かに見えるけど、その愚かさが不自然でなく今までのロッキーの延長線上にあるからリアリティがあった。良いやつなんだけどな〜〜と擁護したいけどギリギリ擁護できないレベルでやるせなく感じた。しかしエイドリアンがいてくれて良かった。
トミーはロッキーと違ってハートがない、ずっと抱えていたこの違和感をエイドリアンがスパッと指摘してくれて救われた。そうなんだよロッキーは心優しいハートがある。トミーにはそれがない。ありがたい妻だよほんと。

トミーのタイトルマッチで応援するロッキー、恩人に自分の名前を挙げられずしゅんとするロッキーが子どものようで良かった。