せっ

タラデガ・ナイト オーバルの狼のせっのレビュー・感想・評価

3.5
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笑えた。
自分を捨てたお父さんに認められたくて1番にひたすらこだわる、カーレーサーの男が事故でスランプになって挫折する話。
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これは完全に何も考えずに楽しめるコメディだけど、保守的な男を主人公にして、そいつが成功してて1回堕ちて、でもまた復活するっていうスタイルは『バイス』と全く同じ。
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この映画は普通に主人公を皮肉りながらもそこまで悪く見えないようにしてるけど、ライバルのレーサーがフランス人でスマートでゲイって、ねぇ(笑).
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アダム・マッケイはこういうコメディをやりながら『バイス』を作りあげてったんだなぁ。
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あとこの主役のウィル・フェレルとジョン・ライリーは福田監督作品でのムロツヨシと佐藤二朗感があるね。ナイフで足を刺すシーン、めちゃくちゃ面白かった。
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せっ

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