お坊ちゃまと野生児の友情物語、
といった雰囲気。
幼い頃から・・・
英才教育でピアニストを目指す少年と
おもちゃ(遊び)としてピアノを弾いて
きた少年。
基礎から積み上げてきた人と
感覚だけで弾いてきた人。
音楽やってる人は皆
「気分よく自由に演奏したい!」
って思ってるけど
それには・・・両方必要なのよね。
お互いに、足りない部分が違う。
先生は、お坊ちゃまを教えずに
野生児の方を教えたのは
「感覚は教えてあげられないから」
じゃないかな。
お坊ちゃまにアドバイス
「自分のピアノを好きになって」
という先生の言葉が印象的で。
なかなか深い映画であった。
主人公の【海】は、冒頭の第一声
「あれ?女の子」って思ってしまった。
=上戸彩だったのね。声質的に少年役は
無理に感じた。
お坊ちゃま役=神木隆之介は、なかなか
良かった。
タイトルは「ピアノの森」じゃなくて
「森のピアノ」ですね(^_^;)