ストーリー★2.1
吹替え度★2.7
リアリティ度★1.9
爆弾パニック度★2.1
総合度★2.5

プライムウェーブ配給。

爆弾、カーチェイス、推理ets…。

全て中途半端な残念な作品です。。

残念好きには持ってこいの映画になっておりますw♪♪♪

押し入れVHS作品が中々Filmarksに無いと言う問題に直面しております❗️❗️❗️

追加依頼しても検討するとの返事のみで、追加されません。。

• #押入れVHSシリーズ

【レトロな味】

BS録画にて。
80年代に作られた映画ですが、舞台は禁酒法時代のカンザスシティだそうです。
禁酒法時代とは1920年から33年までですけれど、作中映画館に入るシーンがあり、すでにトーキー時代になっているので、30年前後のことでしょう。

車の型もレトロなら、男たちの服装もそうなので、それに合わせたのか、全体の筋書きやアクションも昔風です。レトロな感覚を楽しめるかどうかで、本作の評価は決まると言えるでしょう。

それで言うと、会話や進行がレトロなのはいいのですが、謎つくりとその解決はもう少し工夫が必要ではと思いました。

バート・レイノルズ演じる伊達男の私立探偵マーフィーが、一緒に組んでいる黒人探偵が殺されたことを契機として事件に巻き込まれていく。マーフィーは以前は警察勤務で、クリント・イーストウッド演じるスピア警部はその頃からの悪友、という設定です。この構図自体は悪くありませんが、黒人探偵の抱えていた秘密やギャングとの関係などが平凡なのが難点。撃ち合いや殴り合いも定型の域を出ません。

思うに、80年代に探偵とギャングが出てくるハードボイルド映画を作るなら、パロディであることをもっと意識した作りにするべきだったのではないか。私が気づかないだけで旧作のもじりが結構入っているのかも知れませんが、懐旧趣味と間違われないだけの何かをもっと盛り込んでいれば。

女優ではマーフィーの有能な女秘書アディを演じるジェーン・アレクサンダーが、さほどの美人ではありませんが、清楚で、給料も遅配気味なのに仕事をきっちりやっている健気さもあって、魅力的。でもこのときもう45歳だったんですね。もっともイーストウッドは54歳、レイノルズ48歳だったのですが。

残念、中味は大したことのない映画だった。