WOWOWでDVD(Blu-ray)が廃盤になってしまう激レア映画として紹介されていて、昔観て好きだったなと懐かしくなり再鑑賞(WOWOWのこういう企画に感謝。昨夜もすぐに追悼坂本龍一特集をオンデマンドでやっていた)。
『ラストエンペラー』のような激動の中国で歴史に翻弄された実在の三姉妹の絵巻物。長女はミシェル・ヨー、次女はマギー・チャン、三女はヴィヴィアン・ウーが演じ、3人とも美人で聡明でお洒落。長女は大金持ちの財閥に、次女が孫文に、三女が蒋介石に嫁ぐなんて小説や漫画の世界のよう。
思想の違いから仲違いをしてしまうが、それぞれの人生や人柄、姉妹への想い、夫婦の愛情などをもう少し詳しく観たかった気もした。そんなことをしたら尺が長くなりすぎるし、まとまらなくなってしまうし、実在の人物だけに憶測で詳細は描けないのかもしれない。
毎度、この手の歴史大作を観ると、もっと歴史に詳しかったらより楽しめるのになと思う。