モンゴルの映画、初めて観たと思う。大草原を想像してしまう私の頭の中は、いつからアップデートされていないのだろう。
思っていたような感じの話ではなく、真面目なテーマのお話だった。髪型とメイクで主役のサ>>続きを読む
明らかな方言以外にもイントネーションの違いなのか、音声の問題なのか、聞き取りにくい部分が多くて、内容が入って来にくかった。とはいえ、去年、戦後沖縄の夜に生きる女性たちのNHKのドキュメンタリーやWOW>>続きを読む
なんだか面白くなかった。私が高校生のような瑞々しい感性を失ってしまったからなのか。全体的に演技も演出も自分に酔ってる感じがしてしまった。
主演の河合優実は、他の作品の方が印象に残る演技をしていたよう>>続きを読む
たまに自分を天才って思う時がある。それは、その時の気分にピッタリの映画を無意識に選んでいた時。この作品は公開時に観たいと思っていたものの既にあらすじをほぼ忘れていて、観始めたら「うわ、今の気分にピッタ>>続きを読む
最近、月9であの世の案内人の斎藤工ばかりを観ていたから、生きている斎藤工が観られて嬉しかった。でも、生きてはいるけれど生き生きしていなくて、描けない漫画家の負のオーラがスゴかった。
原作は未読。竹中>>続きを読む
公開当時、ニコール・キッドマンの鼻の特殊メイクが話題になり、アカデミー賞主演女優賞も受賞したので観てみたいなと思っているうちに何年も経ってしまった。
ヴァージニア・ウルフを名前くらいしか知らないこと>>続きを読む
題名も内容も何となく知ってはいたが、実際に観てみると思っていたのとかなり違った。クライドが女性が苦手という設定にも驚き(後から調べると、実際にもそうだったよう)。
1930年代の大恐慌を知っていれば>>続きを読む
フィルムのザラザラした感じが懐かしくて良かった。上白石萌音と松村北斗の共演は『カムカムエヴリバディ』の大恋愛を思い出す。でも、本作は恋愛映画ではなくて、そこがまた良かった。2人の演技も素晴らしかった。>>続きを読む
IT企業に勤める青年が、香港のド田舎と呼ばれる地域に住む女性たちと知り合い、香港中を彷徨うラブコメ。見たことも聞いたこともない場所の景色が観られたのは嬉しかった。『深夜特急』を読んで以来、香港はいつか>>続きを読む
パク・ボゴム目当てで観ていたドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』でボゴムの幼なじみでメインキャストの1人だったリュ・ジョンヨルが主演。失礼ながら映画の主役をやるような俳優と思わなかったので、その>>続きを読む
なぜ生け贄は女、しかも生娘と相場が決まっているのだろうか。そこからして憤りを感じる。つまり、神様は男で、男が求めるのは若い女ってことでしょ?でも、昔の人たちはそんなことに疑問はまるでないかのように、村>>続きを読む
朝ドラ『ブギウギ』で淡谷のり子を魅力的に演じている菊地凛子の、また違った一面が観れた。
引きこもり歴20数年の陽子が父の出棺に間に合うよう青森へ帰郷するというシンプルなストーリー。だけれども、その道>>続きを読む
予告を観た時にこれは劇場で観たいと思っていたのだけれど、評価が芳しくなくてWOWOW放映を待っていた。
ライブシーンは楽しかったけれど、ストーリーがよく分からなくて、途中、カオスなシーンも入って来て>>続きを読む
まだ初々しい坂口健太郎が砂川にピッタリ。鈴木亮平も人間離れした郷田猛男を熱演。永野芽郁も可愛いし、凛子の雰囲気がある。豪華共演。でも、原作ファンからすると実写化はやっぱり無理があるよ~と思ってしまう。>>続きを読む
名字が変だから別れたとか、目の色がよく見たら青くないから別れるとか、子どもの学校のお迎えを初対面のよく知らない人に頼んじゃうとか……突っ込みどころ満載ではあるが、音楽(『キャラバンの到着』がこの映画の>>続きを読む
ジャケ写から、ザリガニが沢山生息する沼で次々と変死体が発見されるホラーを勝手に想像してしまい、劇場鑑賞を逃した作品。湿地の自然や生物がとても美しく、スクリーンで観たかったなと後悔。原作は、2021年本>>続きを読む
「人間とはなんぞや?」と鑑賞後もひたすら問われているような、後に引きずる強烈な作品だった。ベラという女性の成長物語という以上に人間の進化の過程を観察しているような気になり、時には目を背けたくなることも>>続きを読む
ヤン・ヨンヒ監督が可愛い姪っ子ソナちゃんやその家族を撮影しているホームビデオのよう。劇的なことは起こらないし、外食や誕生会は楽しそう。けれど、ソナちゃんと家族の日常は私たちからすると、非日常で異常とい>>続きを読む
淡々としていて台詞も少なめで気付いたら寝ていた。予告編以上の展開にならず、期待していたのになんか残念。またいつかWOWOWで観たい。
→2024.2.12 WOWOW録画鑑賞
約1年ぶりのリベ>>続きを読む
劇場鑑賞以来の再鑑賞。好きだったな~、この作品。トニー・レオンにアンディー・ラウが眩しい。わりと最近観た『淪落の人』のアンソニー・ウォンが出ていたり、ケリー・チャンが出演していたことをすっかり忘れてい>>続きを読む
自分の住んでいる国で起こっていることなのに、全然知らないこと。でも仕方ない。学校で教えてくれないし、メディアにも取り上げれないから。当事者たちは関係のない人にそんな話はしないだろうし。この映画でも、お>>続きを読む
坂口健太郎ファンなのに、評価が低い&眠くなりそうだったので劇場に行かなかった作品。行かなくて良かった。確実に寝ていたと思う。
台詞が少ないし、表情も乏しく(敢えて)、風景は綺麗だけれど、話が掴めない>>続きを読む
カラオケが好きなのでこれは観ておかないと、と謎の義務感に駆られて劇場へ。カラオケ以外にも合唱、映画と私の好きなものばかり出て来て、予想以上に楽しめた。ストーリーもうまく出来ていて、エンドロールで脚本が>>続きを読む
たまたまだけれど、雪の日に観られて良かった。寒い中、心がホッコリ。高級ホテル〔エムロス〕を舞台に、様々なドラマが展開して行く。私が知らないだけで、有名な韓流スターがたくさん出ているみたい。それぞれの人>>続きを読む
森山未來が出ているので見たかったのに、見逃してしまった作品。横浜シネマリンにて監督舞台あいさつ付きの回を運良く観ることが出来た。簡単に言えば、戦後のPTSDに悩まされる人々の物語で『戦争と女の顔』に通>>続きを読む
私にとって最高のミュージカル映画誕生。心の奥底から喜怒哀楽が溢れ出し、鳥肌が立ち、涙が流れ落ちた。ブルースに心を揺さぶられ続けた。はー、また映画館で観たい。
いつもは観た順にTLにアップするけど、今>>続きを読む
思ったよりも竹野内豊の出番が少なくて残念。やたらと宣伝でメディアに出ていた記憶があるので、もっと出て来るのだと思っていた。謎の忍者の末裔設定は後になって生きていた。私の思う探偵はもっと謎解きをいるので>>続きを読む
『パラサイト 半地下の家族』を観て、好感を抱いたパク・ソダム。本作ではクールなイメージはそのままに、激しいカーチェイスやアクションも魅せてくれた。格好良かった。スクリーンで観られなかったことを後悔。>>続きを読む
全く知らなかった1999年の香港作品。俳優さんも初めましての方々ばかりなのだけど、懐かしく温かい感じがして、佳作に違いないと安心して観ていられた。
切ないラブストーリーなのにあまり悲壮感はなく、ベタ>>続きを読む
私に言わせると、顔だけは良いけど性格に難ありな拗らせ男子(レスリー・チャン)が女性たちを振り回すストーリー。最近、こんな男をどこかで見たなと思ったら、『新源氏物語』の光源氏(市川雷蔵)だった。亡き母親>>続きを読む
チョウ・ユンファが若い。こういうラブストーリーに出ているイメージがなかったので、新鮮だった。80年代後半の秋のニューヨークの街並みや当時流行のファッションが眩しい。
パソコンもスマホも無くて今よりず>>続きを読む
アキ・カウリスマキ監督の名前は何度か聞いたことがあったが、作品を観るのは初めて。ラジオから流れるのは「ウクライナのゼレンスキー大統領は~」などと明らかに現代のニュースだけれど、家やインテリア、衣装、暮>>続きを読む
レビューが高評価だったので劇場に足を運んだのに、所々寝てしまった作品。家で観てみてもうとうとして、巻き戻ししながら観終えた。ある意味、素晴らしいクラシックの演奏を聴いている時のように、心地好くて寝てし>>続きを読む
コロナ禍の、特に飲食店のパート従業員の記録としても意義のある映画だと思った。ついこの前のことなのに、私も飲食店が休業を余儀なくされていたことを忘れかけていた(正確には思い出す機会がなかったという感覚)>>続きを読む
予告編を見て気になっていた。素直に「真っ直ぐな良い映画を観たな。誰かにお薦めしたい」と思えた作品。イタリアを舞台に男性3人と女性1人の幼なじみの40年に渡る友情と愛情の物語。人生って、生きている限りは>>続きを読む
大学生の時に友達から薦められてレンタルして観たことがあったのを思い出した。当時、よく知られた人気作品しかほとんど観ていなかった私は、こんな暗い映画が好きという友達を随分大人っぽいなと感心した。あの子は>>続きを読む