『青春18×2 君へと続く道』を観て、とても観たくなった。かなり前に1度観たことがあり、その時はそんなに感動せず。今回もそれなりに楽しめたけれど、時代もあるのだろうが、大袈裟な演技や演出が気になってしまい、感動とまでは行かなかった。
でも、雪や山の景色が美しかったり、今は滅多にしない手紙のやり取り、その中で自分でも気付かなかった想いを確認したりと前回観た時よりも心に響くポイントがあった気がした。今、思い返してこれを書いていると『青春18×2 君へと続く道』と重なる部分が多くあり、「あー、だからあの時あーだったのか」と気付くことがあった。やはりこのタイミングで観て良かった。それから、ラストシーンは感動した。こんなに素敵だったんだ。
こんなに2作に共通点があるのは藤井監督の岩井監督へのオマージュなのか、『青春18×2 君へと続く道』の原作エッセイに忠実なのか、気になるところ。
久しぶりに見たお祖父さん役のクマさんが良い味を出していた。
