ゆう

宋家の三姉妹のゆうのネタバレレビュー・内容・結末

宋家の三姉妹(1997年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

3人娘が留学する別れのあと、すぐに長女アイレイの結婚式のシーンに飛んだのがわかりにくい。
人形を捨てろと言ってたのも疑問に残ったまま。
子供時代から急に大人になり、それぞれ恋に生きていくが、それにいたるエピソードがないのでキャラに共感しにくい。
そのせいでケイレイがただひたすら身勝手に映る。
手塩にかけて育てた娘が自分の元から去り、それが原因で弱っておかしくなっていく父が死ぬシーンは見てて悲しくなった。
母が死ぬシーンの演奏は子供時代と同じカメラワークなのに父がいたはずのイスにはもう誰もいない。
そう重うと辛い。
年の差婚も、いつかこうやって夫を看取る日が来るのかという気持ちを考えるとつらかった。
愛がテーマなのかもしれないけど、私には別れをテーマにした作品だと感じた。
ゆう

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