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ブロンクスからの脱出
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『ブロンクスからの脱出』に投稿された感想・評価

カステラーリのブロンクス続編。相変わらずのイタロ製ニューヨーク1997+ウォリアーズ+エクスターミネーターの火炎放射器的なアポカリス風ディストピア地上げ屋戦争映画。

時代設定は前回の戦いから数年後の199X年。
今回はゼネラル建設㈱がブロンクスの再開発に乗り出した。

ネタバレ=======
相変わらずの廃墟同然で無法者の巣窟ブロンクス。低所得者の大事な生活の場でもある。
トラッシュは族を解散して今は一匹オオカミで今日もバイクでかっ飛ばす。
ゼネラル建設の清浄化軍団が街を牛耳り、住民に地上げ撤退をメガホンで呼び掛けながら火炎放射器で燃やすというなんとも異常な強制立ち退きの日々。
偵察ヘリにすぐに「あっ、トラッシュや、殺せー」と見つかり、機銃でダダーっと撃たれるがトラッシュはリボルバー数発打ってヘリ爆破。強い。多分銃が。それとも特殊な弾か笑。
地下には昔の族がコミュニティ作って暮らしてる。リーダーのダブローンはラテンな濃い男。
トラッシュが家に帰るとオヤジ、オフクロが清浄化軍に焼殺されていた。悲しいトラッシュ。部屋にはトラッシュの引き伸ばしポスター。愛されていたのね。ゼネラル建設㈱との対決を誓う。
清浄化軍のリーダーは前作のハチャメチャ隊長のDNA引き継いだラングラー隊長。コーヒー飲んで「砂糖入れるなっつったろーがボケー!」と怒鳴る変質者神経質タイプ。躁鬱激しいので部下が可哀想。
ゼネラル建設㈱は虐殺地上げひた隠しで連日プレスに夢の街を発表。つい私情が出て社長にギャーギャーわめいて取材にならない記者のムーンが粛清の現場に居合わせるがトラッシュに救われ合流。ダブローンのとこでどうやってゼネラル建設㈱倒すか会議の末、「社長誘拐しようぜ」「そりゃいいわっ」。
盗みのプロ、ストライクに協力頼む事に。早速トラッシュとムーンが直談判。
ストライクは歴戦の男。腕も立つ、愛用ショットガンが渋い。ストライクの息子は爆弾小僧。
話に乗ったストライクと早速社長誘拐するが、ラングラーが構わず徹底抗戦を掛けてきて、最終決戦に。
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ラストは早急ですごいテンポだが、なんだ凄く面白いぞ。吹き飛ぶミニチュアのビル。ずーーーーーっと銃撃戦と爆弾爆発の連続。主に爆弾小僧がどんどん兵隊を爆殺。ストライクがテンポよく敵を倒していく。お陰でトラッシュが段々主役じゃなくなってく。最終的に全員の銃が後半強化されたのか笑、1発撃って車がどんどん爆発する。面倒くさくなったのか、主要な人々を次々爆殺する。
パート1より面白い続編初めて観た。カステラーリはやっぱり銃撃戦が上手い。ちなみに全編色んなアレンジで何度も何度も聞かされるテーマ曲がカッコイイ。

トラッシュはマーク・グレゴリー続投で相変わらずのカマっぽい走りが見れる。今回の首領はヘンリー・シルバ。神経質な冷酷キャラでおっかない。ストライクはニューバーバリアンズで主役だったジャンカルロ・プレト。爆弾小僧はホントの息子。カステラーリが敵通信オペレーターでカメオ。

厳密にはアポカリプス物では無いのだが、その括りで。パート1のリメイクでもあり、1以上に面白いアクション娯楽作。有名な冒頭ヘリ爆発シーンを是非観よう。
脚本的なことを言えば二つ☆映画なんだけど。
エンツォ・G・カステラッリが何が何でも面白がらせてやろうと、チャチな特撮やご都合主義のアクションを総動員しているので退屈しないし面白いのだ。流石クェンティン・タランティーノが偏愛する「地獄のバスターズ」の監督である。だから三つ星なのだ。
冒頭はニューヨーク1997のパクリなんですが。ストリートギャングのリーダートラッシュが宅地開発と地上げでブロンクス住民を虐殺する企業(いくら『ときは19XX年・・・』な近未来でも警察が動くだろうとツッコんではいけない)に反抗し、反政府活動を続けるゲリラ親子(子連れ狼の影響?)の助けを借りるところから話ががらりと変わる。いきなりマッドマックスの亜流だったのが、突然マカロニ・ウェスタンになってしまうのだ。この唐突なストーリー展開がたまらないので、僕はこの映画が大好きなんですね。
ブロンクスに見立てた廃工場で、都市ゲリラ親子+ストリートギャング連合軍VS大企業の私設軍隊の市街戦のクライマックスなるんですが。バンバン火薬使って予算以上の効果をあげてます。ゲリラ親子はマカロニウェスタンばりばりのガンマンを発揮するしカッコいいよ。
YOU-TUBEでVHSが投稿されているので、パチもんマッドマックス好きは必見です。英語わからなくてもだいたい話は掴めるし。脚本がご都合主義と剽窃だらけでも、ここまで面白がらせようと頑張っているのでキライになれない。僕のお気に入りの映画です。