これぞアキ・カウリスマキの作品という感じで面白かったです。ジャンルは「ブラックユーモアコメディ」ってなってましたがカウリスマキ監督のは全部そうじゃないかと…。BARに入ると客が一斉に振り向き無言で見つめる。絶対に入りたくない、あんな店。西部劇かっちゅうの😅今回の作品はストーリーが面白かった。普段も面白いんだけど今作品のはちょっと趣向を凝らした感じがみれた。自分で自分を殺すように殺し屋に依頼しといてその殺し屋から逃げ回るというヘンテコストーリーが笑う。そしてどこか厭世的でシニカルな雰囲気を漂わせながらも根底に救いの明るさと光りを提示するといういつものカウリスマキ風のドラマがみれて良かったです。にしてもコンロに火をつけるのにコックひねってからマッチでつけるというの、そういえば昔してた記憶がある。そうそう、してたしてた(^_^;)みたいな…
