「俺が分かってるのは　ドジャースが勝つ事だけ」

　気の強い女性ジャーナリストが国家の陰謀に気づき、巨悪に立ち向かっていく社会派サスペンス。

　主人公のエミリーが、結構怖いもの知らずで突っ走るタイプで、なんか勇敢さと無謀さをはき違えてる節があり、無駄にハラハラさせる。そしてなぜか無駄におっぱい見せる。あのシーンは絶対に不要。

　そんなエミリーに、最初は調査対象として接触していたFBI捜査官のマイクも、彼女の信念に心動かされ、彼女に協力することに……なってるんだけれど、個人的見解からすると、十中八九下心ですわ。
　というわけで、ロマンスパートは蛇足だったけれど、真相はそれなりに驚くべきものだったので、悪くはなかった。

　それにしても、この考えるのをやめたかのような邦題は何なのか。サスペンス映画なんて大半が事件追ってるだろ。極端な話、『ミッション・インポッシブル』シリーズだってこの邦題で通じちゃうぞ。

国家転覆の陰謀に気づいた元ライフ記者の女が頑張る話(雑)。
映画の良くあるシーン詰め合わせ集みたいな感じで悪くないのだが決め手がない。
何気に撮影監督がミヒャエル･バルハウス。

☆ スリラー

• #スリラー1980sZl
• #撮影MichaelBallhaus
• #音楽GeorgesDelerue
• #編集RayLovejoy
• #衣装RitaRyack