マイケル・クライトンが作り上げた「ウエストワールド」はSF作品でも出色の出来。
現実を離れるパノラマ世界だが、入館者を抹殺していくターミネーター的なロボットが恐ろしさを作り出している。
そんな「ウエストワールド」の続編がこれ。
ただ同じ世界観の中で展開されるので、良くも悪くも二番煎じに陥る内容。
何よりもロボットに扮したユル・ブリンナーのような強烈な個性がまるでなし。
ピーター・フォンダでは太刀打ちは出来ない。
クライトンが抜けて、SFの部分も大幅に削られたのが痛い。
一応カメオでユル・ブリンナーがガンマンそのままで登場するが、ここだけは無駄にワクワクした(笑)