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ハピネスのakubiのレビュー・感想・評価

ハピネス(1998年製作の映画)
3.7
ないものねだりは止まるところをしらず、幸せを遠ざけているのはわたしたち自身なのに。わたしたちは求めすぎてそして、なにひとつ満足しないし、本能的な『すき』は、選べない。親を選ぶことができないみたいに。

なにか大きな幸せとやらを探しているひとには、この世界は醜くうつるのかもしれないね。けれど飽くなき探求を続けるひとたちを笑うことなんてできない。きれいごと なんてひとつもないこの物語(人生)がわたしはすきだし、この 普遍 を胸くそと呼べるひとが、わたしには少し羨ましいみたい。
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