Makiko

おー!ウーマンリブのMakikoのレビュー・感想・評価

おー!ウーマンリブ(1957年製作の映画)
3.5
機械にとって代わられる危機に面した人間の話なのだけれど、結局機械を作ったのは人間なので、生かすも殺すも人間次第……という話で、舞台こそオフィスであるもののSFにも通ずるテーマがある。
三角関係が中年男女の割にみずみずしくて、重くならないのがいい。キャサリン・ヘプバーンがよく動く。
シネマスコープにした意味はあまりなかったと感じたけれど、カラーにしたのは正解だった。クリスマス周辺の浮かれた雰囲気が作品の色に合ってる。
主演2人のコンビネーションが良く台詞回しは面白い。オープニングクレジットとか電話のシーンのスプリットスクリーンがスタンリー・ドーネン作品っぽい。
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