FREDDY

私の少女時代 Our TimesのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

私の少女時代 Our Times(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1990年代の台湾を舞台に、イケメン男子に片思いする女子高生の奮闘を描き、アジアで大ヒットを記録した青春ラブコメディ作品ということで。印象としては、リン・チェンシンを演じたビビアン・ソンやシュー・タイユィを演じたダレン・ワンをはじめとしたキャスト陣はとても魅力的で心惹かれるものを強く感じましたし、香港の大スター・アンディ・ラウと結婚することを夢見る冴えない女子高生・リン・チェンシンと、"不幸の手紙"をきっかけに"友達"となった学校一の不良・シュー・タイユィを軸に描かれる恋愛ドラマは単純ながらとても面白く、気軽に楽しめる内容となっていますし、登場人物らもそれぞれが個性的で愛らしく、彼女らが織り成すユニークな掛け合いには思わず笑わされましたし、ディノ・リーが演じる、アイドル的存在である優等生・オウヤン・フェイファンとデヴィ・チェンが演じるタオ・ミンミンを交えて映し出される複雑な恋愛模様は、どんな展開を迎えるのかが終始気になり最後まで画面から目が離せずにいました。そして、「SLUM DUNK」や「ドラゴンボール」などといった日本のアニメや「内田有紀」「酒井法子」などといった日本の女優陣の名前が台詞に含まれていたりと、"親日"が伺える点も評価とは関係はないが、気持ち的には好印象。本作はとても面白い作品でした。オススメの一作ですね。
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