「私はゾンビと歩いた!」ってウォーキングデッドに出てくる「囁く者」もゾンビと歩いてるけど全く別物。
西インド諸島のに住む農園主ポールは妻の看病の為にカナダから看護婦のベッツィを招く。ポールには弟ウェズリーがいて妻とウェズリーの間には過去に秘密があり母親も何か秘密を持っている。必死に看病するポールに惹かれる看護婦ウェズリー。
この映画は、噛まない食べない襲わないでお馴染みカリブ海ブードゥー教ゾンビもので、恋愛文学のようなドラマが軸となりそれにゾンビというスパイスを加えたちょっとしたホラー映画。文学+ゾンビという点では近年の『傲慢と偏見とゾンビ』に近いものがあるかもしれない。
本来のゾンビってハイチで住民をさらってフグの毒テトロドトキシンで仮死状態にして埋葬、その後掘り起こして強制労働させるので当人は意識朦朧の生ける屍。これが本来の姿なのでロメロ以前のゾンビはこのタイプでした。