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ヨコハマメリーのtanuusagiのレビュー・感想・評価

ヨコハマメリー(2005年製作の映画)
3.7
永登元次郎と大野慶人がメリーさんを語る姿は愛情に満ちていて、メリーさんへの愛情を通して何かもっと別の存在を抱き締めているよう(永登さんは「母」なんだと思うけど)。逸れた者を繋ぎ止めるのはいつだってこういう人なんだと思う。
2000年代の日本はもう、メリーさんを許容できないだろうな。仮に許容されていたとしても、それはもはやメリーさんではあり得ないだろうな。
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