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愛の終焉
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『愛の終焉』に投稿された感想・評価

lemmon
4.1
何なんだこの物語は?😤
と、眺めていると、
結局ベディデイヴィスに圧倒されて、
楽しんでしまっていたという、
強引な一本背負い作品。

39年の「女王エリザベス」
34年の「痴人の愛」で、
すでにデイヴィスは美貌をかなぐり捨てた演技を魅せてくれていたが、ここではさらに上をいく、痛々しい女を演じる。

男が常に複数人周りにいないといられない女。
夫に愛されるも、結婚した理由が溺愛する弟のため。自分を尻目に夫の浮気は許せないと、、、あーなんなんだ。
でもね、映画なのよ。クラシックなのよ。デイヴィスなのよ。これでいいのよ🤣。
後半の居た堪れなさもお見事としか言いようがない。勝ち誇った周りの女たちの滑稽さもまた笑える。

時代時代で髪型や衣装でも魅せてくれていてとても楽しい。ベディデイヴィスショー。

しかしながら、そんな作品でもデイヴィスに喰われず、しっかり存在感のあるクロードレインズもまた素晴らしい👏。


女は愛されることで美しい。
この作品からそれを訴えよう!、、、
とするとヒロインはデイヴィス以外いないわな😂。
kazun
3.8
自分の美貌に酔いしれ誰かに愛される事を望む女性と彼女を理解し愛し続ける夫。美しさが失われた時何が起きたのか。

印象的なシーン
・いつも取り巻きが求婚してくる
・弟トリッピーが会社の金を横領
・肖像画
・会社の社長スケフィントンと結婚
・トリッピーは戦争へ ニュース映画
・娘はお父さん子
・トリッピーの戦死は誰のせい
・ダブル不倫?
・父娘で涙 デザートにアイス
・ジフテリアの後遺症?老け込む
・旧友との夕食会は虚飾の夜
・ジョブとの再会

美しい娘から病気によって容姿が著しく劣った女に変化し、それでも自分は誰かにちやほやされる存在だと思い込んでいる痛々しいファニー役をベティ・デイビスが圧倒的な演技で魅せます。

弟の横領を許して欲しいので社長と結婚。こんな美しい私をものにできるんだから帳消しにしてくれるはずという計算ずくです。(まあ悪い人でもなさそうだし自分の事好きみたいだし)
そしてその手に乗ってしまう社長ジョブにクロード・レインズ。

ジョブは大人の対応が出来る寛容な男。
ファニーが自己中心的であっても見守り愛し続けます。

弟が戦死した時「弟の為にジョブと結婚したの」とジョブの前で言ってしまうファニー。これはアカン。

娘とジョブがレストランで離婚の話をする場面が心に残りました。ジョブはファニーが娘と居たいだろうと思ってるフシがありましたが(宗教の絡みもあるのでしょう)娘は父と離れがたいと強く思っていたのです。話が決まり食欲も戻ってアイスを注文するのが良かったです。

ファニーが生死をさまよう時ジョブの姿がうっすら出てくるので、ジョブが死んだのかなと思いましたが違いました(笑)

病気で一気に老け込んだファニー。旧友を招いての夕食会でかつて求婚してきた男達や彼女をよく知る女達は見る影もないファニーに戸惑います。ここの老けメイクと勘違い女のイタい演技が圧巻です。

ユダヤ人である為に財産を没収され拷問を受けたであろうジョブを、ジョージがファニーの元に連れてくるラストも感動しました。

でもずっと、クロード・レインズを見る度にひとしくん人形を思い出しちゃう私でした。
長らく観たかった一本、こちらもコスミック出版のお陰で字幕付鑑賞が可能になった。

誰もやりたがらない役に、敢えて挑みかかるベティ・デイヴィスらしい、ヒロイン像が横溢。
恵まれたルックスだけに責任を持ち、晩年は肥大したルッキズムに復讐される、軽佻浮薄で哀れな女の半生を、特殊メイクも辞さずに熱演、かなり露骨な演出にも進んで身を投じている(撮影当時のベティは30代後半)。

ただあまりにも待たされ、私自身が冷めてしまったのか、鑑賞時はベティよりクロード・レインズ演じる亭主役へ、目が向きがちに。
一代で富を築いた実力者でありながら、社交の華を求めてしまう男の、保守的で凡庸な情。
そしてヒロインを娶りながら、常に「愛されてはいない」という孤独を抱える、哀愁に満ちた姿。
またヒロインはヒロインで「夫は内心、私を軽蔑している」と被害妄想を抱くなど、屈折した夫婦関係の描写は味わい深い。
しかしハッピーエンドや娘の去就には「これでいいのかしらん」と、首を傾げる。
皆がウィンウィンと言えばそれまでなのだが、やはり観客を先導する物語としては決然とした厳しさを、最後まで譲らずに貫いて欲しかった。

監督は前年にアイダ・ルピノ主演のショウビズ内幕ものも撮っているらしいのだが…。
同じユダヤ人でも欧州育ちのビリー・ワイルダーが撮った『サンセット大通り(エイジング+内幕がセットの不朽作)』と比べてしまうと、本作は見劣りがする。