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娼婦ケティのssのレビュー・感想・評価

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
4.5
命をかけたシンデレラストーリー。
大満足。ヴァーホーヴェンと女の趣味で固い握手を交わしたい。
起こること全て最悪なのに良い意味でおバカで純粋なケティのチャーミングな言動と貧乏な他の民衆達の逞しさに、気持ちがどん底に落ち込むことなく生命力溢れた気持ちで観れる。
無垢な心で影絵を遊ぶケティからの陰茎は声出して笑ってしまったけどそれが純潔喪失の絵になるのすごすぎる。最低最悪なのに表現方法として感動。
母親にドレスのリボンをむすんでもらっても、買われる男に解かれるんだから綺麗に結ぶのやめてほしいよなぁ…と思って勝手に悲しくなったけど、母親も大概最低で無駄に感情すり減らした。
服を脱がされたり、スカートをたくしあげたり、毒薬に顔を付け込ませたり、修道院で看取るとか、ベネデッタを思い出すシーンの数々でとてもよかった。
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