リオン66

娼婦ケティのリオン66のレビュー・感想・評価

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
4.0
 少女趣味を残酷で味付けで見事に仕上げた傑作。

 ストーリーラインは大したことないのだけれども、最初の姉さんの船のシーンにしろ、最後の壁にかかる絵にしろ。一つ一つが熱い。
 そして、主人公は決して感情移入がしやすい人物とは言えないのだけれども、へこたれずに雑草根性で闊歩していく姿には圧倒される。

 そんな観るものの心を揺さぶるものが沢山詰まった素晴らしい作品だ。
リオン66

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