シル

娼婦ケティのシルのレビュー・感想・評価

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
3.8
同監督作5本目、もう沼です。

実話ベースなの凄いな。あの家からスタートなのが信じられないし、劇的なことがあったわけではないのが良いな。

労働環境も女性の扱いも最悪。
医者のシーンきつい。本当に医者なのかも怪しいし、無駄に人数多い。

男性が女性を性の対象、安い労働力くらいにしか思ってない感じが随所で感じられて嫌な映画だな。母親が娘売るシーン最低だけど母親の表情も含めて好きなシーン。

貧しさとかを感じさせないくらい強気で逞しく美しい主人公がとても魅力的だった。気後れしてない感じ。

貧しい割に子沢山なのはなんなんだ。
主人公も同じ気持ちなの笑った。

初期の方の作品だけど、影のシーンとか、らしさ溢れてた。
2023
366
シル

シル