スギノイチ

娼婦ケティのスギノイチのレビュー・感想・評価

娼婦ケティ(1976年製作の映画)
3.5
ヴァーホーヴェン版ネオレアリズモといった趣。
セックスを交尾のように描写する露悪的やり口は今村昌平を思い出す。
影絵で遊ぶ横から肉棒がそそり出てくるのとか笑っちゃった。
猥雑づくしのようで、骨子は反骨。
上流階級への夢破れ、社会と戦う決心をするケティが美しい。

それにしてもこの頃のルトガー・ハウアー、男の色気が凄い。
どの時代でもめっちゃモテそう。
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