SHIN

牛泥棒のSHINのレビュー・感想・評価

牛泥棒(1943年製作の映画)
3.6
西部開拓時代の冤罪の話。

冤罪モノは時々映画で見るテーマだけど、今まで観た作品の中では最も古い作品。

現代の作品に比べて、冤罪までの経緯があまりに雑で、まともな裁判もせず、集団の歪んだ正義感で冤罪が生まれていく様は、冤罪というよりも、もはや私刑。

人が人を裁く以上、100%完璧にはできないのかもしれないけど、「疑わしきは罰せず」という基本概念はある意味重要なんだなぁと考えさせられた。
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