多数決を優先する民主主義が冤罪を生む恐怖、理性を失った集団心理が悲劇をもたらす様子を見てるこちらが不愉快になるまで容赦なく描いた傑作。事件に疑問を抱いたヘンリー・フォンダをはじめ少数派が興奮した群衆…
>>続きを読むハッピーエンドではないがGOODな映画
ハリウッド映画独特のハッピーエンドではないが、良心と正義感を強く印象付けさせられた素晴らしい映画だと感じた。。。
証拠も無い、無罪かもしれない、犯人では…
「町の有力者達が自警団となり、牛🐂泥棒と思われた3人組を裁判もせず(本人は無実と訴えるが)、正義の名の下に多数決で、縛り首にしてしまうが…」80点
クリント・イーストウッドのベスト映画と聞き、鑑賞…
正義は時に、いやしばしば、いやかなりの確率で間違ってしまう。自由意志なんてものはそもそもなく、群れの全体意思に従うように遺伝子に組み込まれてきたおかげで生き長らえてもいるわけだが。
ルソーからフロ…
イーストウッドの大好きな映画といえばこり、ということで観た。後味悪い映画が続くぜ…
最後手紙を読むシーンで「出た!アメリカ演説映画!」と思った。諭されてる感じしてあれでけっこう萎えちゃうんよな自分…
若きクリント・イーストウッドが感銘を受け、その後の彼の根底に居続ける作品とのことで観賞。
牛泥棒のレッテルを貼られた放浪者三人組。怒り狂った町の人々は男たちの言論を封殺し、私刑として首吊り縄にかけ…
『陪審員2番』('23)を鑑賞した後にネット情報を漁っていたら、クリント・イーストウッド監督が若い頃に強い影響を受けた作品のひとつとして本作を挙げているとの記載に目が止まりました。西部劇は好きなので…
>>続きを読む記録用
ウィリアム・A・ウィルマン監督作品。
「判事や裁判官は法そのものではない。法とは人にとって正義で善悪を分つもの。法は人類の良心そのもの。過去の人々の良心を無視する者に良心は語れない。」
…
唯一惜しいのは、ラストの手紙が映画を越えて外側への大々的なメッセージになってしまっているところ。内容をどうしても変更できないなどの事情があったかどうかは知らないが、ヘンリー・フォンダの視線を隠す演出…
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