牛泥棒の作品情報・感想・評価

『牛泥棒』に投稿された感想・評価

すえ
4.5

記録

【私刑】

75分というコンパクトな映画のなかで過剰なほど多くの登場人物を存在させることで、誰の映画になることも拒否している。一応ヘンリー・フォンダが主役だが、それよりも脇役が完璧すぎますぜ…

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さっ
4.6
人間の醜い内面を浮き彫りにした良作。こういった自戒を込めた作品がもっと作られるべき。

馬二頭と横切る犬、このオープニングとエンディングでご飯一杯食えるの巻

モノクロ
正義の名の下に暴走する、人間怖いのお話
なかなか強烈なお話にしてかなり後味の悪く、ラストの重苦しい雰囲気に押しつぶさ…

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ピクニックのような素朴な私刑の楽しみがだんだんと醒めていく描写がすごい

冒頭とラストの作りが教科書的でおもしろい 横切る犬!
UE
4.0

手紙読むシーンでカウボーイハットのツバが後ろの男の目元を隠すのショット意識し過ぎで気合いを感じた。あそこで涙とか流れちゃうとあ〜…ってなったと思うから泣かないでくれて良かった。
場所がほぼ二ヶ所だけ…

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cyph
4.2

すごかった、短いながらに寓話性と人間のリアリティを闊達に両立させたストーリー展開がまず秀逸だったけど、そんな冷静に眺めてられなくてちゃんとずっと嫌 なにより終盤の致死量の気まずさがほんとすごい いや…

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3.6
牧場主が殺され牛が盗まれた。町の人々は自警団を結成し犯人を追って私刑にかけようとする。

暴走した正義の愚かさ。今の時代にも言える普遍的な話でした。
ユロ
5.0
自分の正義を疑わない民衆の怖ろしさ。
人間の真理を描いた映画として、『羅生門』と同等の扱いを受けるべき傑作。
SN
4.4
みんなで何かを決める事の恐ろしさ。
個人の領域に介入できる力を承認欲求の為に使ってはならない。
4.0

1943年製作。原作ウォールター・ヴァン・ティルバーグ・クラーク。脚色ラマー・トロッティ。監督ウィリアム・A・ウェルマン。劇場のチラシに、/酒と喧嘩しか楽しみがない西部の小さな町。牧場主が殺され牛が…

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