このレビューはネタバレを含みます
あかん。
3Dツチノコどっかーん!のシーンで声出して笑ってしまった。
ドラマシリーズ、ドラマスペシャルから続く形には…結果的にはなってたかな。観ずに鑑賞よりかは観てからの方がいいかも。
ケイゾクは「犯人誰だろう」ってスタンスで見るのはお勧めできないシリーズ(だいたい依頼人とかサブキャラからすぐに想像できるし、予測できる)で、柴田が犯人と被害者の関係性を暴いて、真山がその人間性の本質を突くことで視聴者もドン引きの事実を露呈させて面白さを引き立たせるイメージなんだけど、
この映画本編で発生する事件、被害者、犯人、そしてその動機…全て後半の展開で忘れるほど、映画でも朝倉がいい仕事しやがる。
でもねぇ、ドラマシリーズで補完されてない要素だったり、『衝撃の事実が…‼︎』を期待すると肩透かしになるかも。新事実があるにはあるんだけど…
はっきり言って、『ケイゾク』の中の1番の謎って結局朝倉とはなんだったのか??だよね。想像で自由に解釈してもいいんだろうか。
あ、そうだ。ゴア描写頑張ってたね。ドラマだとやっぱりテレビだからマイルドになってたんだなぁって思うくらいにはゴア描写あったので、苦手な人は注意。
演出はテレビシリーズを彷彿とさせるようなトリップ感満載な映像。あれこそが『ケイゾクらしさ』だよね。いいと思う。