このレビューはネタバレを含みます
題材は好きだし終盤の真相には驚かされたが、なんか「無」なんだよな。
観終えた後に映画そのものをどうでもよくさせる薄さ。
夢オチは虚構だからこそ良いと思えるモノがあるけれど、これは夢に対する誠実さが中途半端で切なさも大して残らないし、夢オチ好きの俺でも好きではない。
最後はペラーヨとアントニオに「ごめん」とか「ありがとう」くらいは言ってもよかったんじゃないか?それだけで印象が全然違ったと思う。
女にはキスまでしたのに一部は無視って、どこまでも都合のいい生き方してんな〜って見えちゃうよ。
夢の世界とか顔の修復よりも冷凍された死体の蘇生が1番すごい。