なすび

出稼ぎ野郎のなすびのレビュー・感想・評価

出稼ぎ野郎(1969年製作の映画)
4.0
ファスビンダー好きかも☺️

監督の伝えたいこととかこだわりが詰まりまくってる感じがすき、でも難しくないし押し付けがましくなくて抜け感とかジョークも挟みつつ「なんかへんな映画だったね…」って感想を抱かせるあたり最高です

よそ者が入ってきたときのコミュニティとしての反応、みたいなのって結構社会風刺として映画で扱われてるなーと。国単位で移民排除したりまだまだ現代でも解決されてない問題ですものね…

なんかやたらと白い!背景が真っ白とか多い

男の人が急に暴力ふるうの、急すぎて笑っちゃうけど笑えない問題ではある笑

基本的に全員ヒマそうで働いてなさそうだし(「俺は働いているから金がある」って言ってるやつもいたけど)最初は好感持てるかも〜って思ったけど、みんなもうあらぬ噂立てたり自分の身を守ることに必死で、ああ人間。。。って感じでした

監督演じるギリシャ出身の出稼ぎ野郎のカタコトかわいいし監督可愛いわ!!!

食事のシーンでいつもビールを飲んでいてすごくビール飲みたくなりました、ドイチュ。。。🍺

何度も繰り返される、2人が腕を組んで歩くシーンで必ず流れる音楽が太田胃散のCMの曲にしか聞こえなくて1人でつぼっていた
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