リッパー・サイクロトロン
廻 天
冒頭で悪人にスタンガンで襲われる夫婦。
妻の電気ショックによる痙攣が異様に長くて、その光景に引きつつ顔を見合わせる悪人2人(お前らがやったんだろ!)
あっおバカ映画だ!と思ったんですが、こちらも惜しい感じでした。
謎の注射を打たれウサギ人間に改造されてしまった有名作家が殺人鬼となり(ここまでだと面白そうだよね)超でかいティンを振り回しながら(えっ)人々に襲い掛かってくる。
そして炸裂する攻撃力255のティンビンタ。
エレガントの真逆をいく品のなさ。全体的にお下品な作品です。
いや、これだけならまだしょうもないなーって観れるんだけど、殺戮が始まるまでが長い長い。
やっとウサギ人間が現れたと思ったら車修理してる男たちのシーンになったりクレイジーサイコレズ未遂シーンになったり、そしてどれもやたらと冗長。それら大事?っていう。
本格的にウサギ人間が暴れ出すのが残り30分切ってから。
ゴア描写もごまかしからか視点がバババッと切り替わって何がどうなってるのか分かりにくいw
ところどころネタは仕込んでくるんだけど寄り道が多くウサギ人間の暴れっぷりもちょっと物足りないって感じで、微妙な1本でした。
しかし施設案内時サウナもあるとは、さすがフィンランド!って感じです。残酷なショッピングツアーなんてなかった。
お気に入りは、自作ボウガンが完成した時のライトアップ+やたらと壮大な音楽が流れるシーンと、3秒で発射するシーンです。