相も変わらずひとでなしなウエスト君。
前作までの相棒のダンには逃げられちゃったみたいです。
今はひとりで何とかやってるみたいだけど相変わらず成功しない実験から生まれたゾンビが民家に侵入して人を殺しちゃいまして、とうとう投獄されたのでした(このへんの流れに告発者としてダン君が絡んでいた可能性あるよね、て思った)。
そして10年?くらい経った後、その刑務所に勤務医として登場する新しい相棒!
名前は忘れたけどその新しい相棒こそウエスト君逮捕のきっかけとなった事件の被害者女性の弟が成長した姿だった!という。そんな話でした。
ゾンビに目の前で姉を殺されたにも関わらずウエスト君の研究に興味をもって接近してくるその(私が名前を忘れた)男とウエスト君の新しいコンビの暴走っぷりは楽しかったけど、話の構造的にはダン君のキャラのほうがよかった気がしました。
前作のレビューで書き忘れたことだけど、普通じゃないという点ではダン君はウエスト君に匹敵するものがありましたからね。生い立ちとか環境とか何かがちょっと違っていたら、ふたりの立ち位置が真逆になってたんじゃないかってくらいの似方ではなかったかと。
死体を蘇生させることに執着するウエスト君はまったく普通じゃないけど、自分の患者を死亡させないことに異様に執着するダン君も、たぶん普通じゃないんですよね。
真逆な性格なように見えるけど、殺さないことと蘇生させることの間の距離は意外と近い気もしますし。
同じ事柄の表と裏の存在というか。
そして真逆な立ち位置のふたりが似てもいるという複雑なおもしろさは、昔の映画ならではのものだなあって思ったものです。
あ。これ。あとであっちにもコピペしとこ。
新しい相棒は、相棒というより弟子っぽい感じ。
まあでも最後らへんの狂気な展開はダン君がいたら出なかったかもね。
ダン君はなんだかんだ言ってウエスト君と一緒にいても狂わなかったよなあっていうのが1番の感想だったり。