女性受刑者の切ない三日間の恋を描いています。
夫を殺害した罪で服役中の女性は、母親の葬儀で3日間の外出が許された。故郷へ戻る彼女の前に現れた男にバス代を貸したことで彼が近づいてくる。彼は日本で言えば‘ホスト’で何故か人に追われている。借金のカタに男は腕時計を彼女に渡し、返金するまで預かって欲しいと言う。シアトルで再開した二人の奇妙な関係が続くのだが・・・。
ヒョンビンとタン・ウェイが持ち味をそれぞれ生かした演技でせつない関係を演じています。シアトルと言えば私のとってマリナーズの本拠地。行ったことはありませんが、あんなに風情だったのか?。作品の意図がそこに現れている感じがします。ハッピー・エンドでない終わり方がかえって印象に残りました。