とらキチ

J=P・ベルモンドの エースの中のエースのとらキチのレビュー・感想・評価

3.5
ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2 第4弾
ベルリン五輪真っ只中、ユダヤ人少年とその家族をナチスから救うため元空軍パイロットにしてボクシングのフランス代表チームのコーチが大活躍する。
フランスの「ヒトラーならどうイジってもOKだろ!」っていう恨みというか思想がダダ漏れしている作品。“ヒトラーの姉”が一人二役で登場してきたのには笑ってしまった😆1936年時点という時代もあるかもしれないがそこまで深刻な描写もなく、全体的にユルいノリのコメディで楽しめる。WWⅠで敵だったエースパイロット同士が戦後仲良くなるという設定がとても良い。
それにしてもジャン=ポール・ベルモンドがヒトラーと直接対峙するなんて、今では考えられないプロット。
今作のジャン=ポール・ベルモンドも窓から外に出たりして、ニヤニヤしてしまった😁
とらキチ

とらキチ