毎年いつかクリスマスに本物のバレエとオーケストラで観たいな〜!と思いつつ、今年は無理だなと思い観賞。
「ホーム・アローン」の主人公の子が出ているらしい。
セリフはほぼなく、バレエ版のくるみ割り人形を映画の世界観に寄せて……って感じ。
レビューにもあるように、アンティークな雰囲気好きな女の子にはたまらない衣装と舞台セット!
(自分も確かTwitterのおしゃれフォロワーから見つけたはず)
ターシャ・テューダーの絵本に出てきそうな世界観。
「くるみ割り人形」を題材にした最近の物語って、こねくり回され過ぎて、よく分からなくなってしまうことも多いんだけど、本作はシンプル。
本か挿絵で見たときは、サラッとした印象があったけれど、ドロッセルマイヤーおじさんが海賊みたいで、結構きちんと変人に描かれていて好き!
マリーの喜び方やいきいきとした表情から、本当にドロッセルマイヤーおじさんと会えるクリスマスの日を楽しみにしているんだな〜いいな〜と思った。
で、ドロッセルマイヤーおじさんってなんのお仕事してるんだいって思って調べたら「おもちゃや時計を作る職人であり、時空を超越する魔術師」と出てきてびっくりした。
ただとにかくひたすら美しい〜〜と眺めていられるのだけど、音楽全部フルサイズで出切ったかな?
途中でこの世界観に慣れ過ぎてしまうと飽きてしまうのが、ちょっと勿体無い。
舞台や美術館巡りなど、芸術鑑賞が好きなひとにおすすめ。