じゅんP

大酔侠のじゅんPのレビュー・感想・評価

大酔侠(1966年製作の映画)
3.0
カット割と音とで演出されたアクションの、独特の間・緩急・スピード感。
残酷でいてどこかコミカルに舞う剣戟が、やっつけみたいなストーリーの上を疾る。

経年すら武器に、熟成しつつ輝き増してくタイプで、チェン・ペイペイの力強さひとつでほとんど成立していた。

アクション以外のシーンの絶妙にゆるいやり取りや、最終的に気まで使って闘い始める荒唐無稽さも渾然一体となって、己が道を突き進む。
じゅんP

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