スコットランドの女王メアリーの物語。
キャサリンヘプバーンがとても美しく撮られていて衣装もよく似合っている。
近年だと「ふたりの女王」が記憶にあるが、比較すると史実の捉え方が違い、面白い。
本作はメロドラマの要素が強いか。
ケイトブランシェットの「エリザベス」に作風は近いように思う。
男性社会の中、葛藤したふたりの女王。
先に観た「ふたりの女王」に比べると、その点の面白さは少なかったかも。
相見えるシーンはやはりゾクゾクしたが😊。
フォード監督にしては間延び感は少しあった印象。時折りハッとするヘプバーンの美しいショットはうれしかったが、いつものグイグイ推し進める骨太映画に仕上がったものも観てみたかったか。メロドラマに寄せたことが良かったのか悪かったのか評価が分かれそう。
「ふたりの女王」と合わせ技で楽しんだ。
30年代で美しいヘプバーンを堪能するには?と聞かれると本作を押しちゃうかも🥰。