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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディのlemmonのレビュー・感想・評価

4.0
ペイン監督の真骨頂。
ひととひととの間に生まれる何か。
これが派手さはないが、
しみじみ、だけどほんのり晴れやかに染み渡る。

時代はベトナム戦争後くらいか。
ほんのり社会問題のテイストも入れているが、
基本はそれぞれに過去今、そして未来に不安を抱える3人が、偶然にも一緒に過ごすこととなる。そのクリスマスシーズンから年明けまでが描かれる。

斜視に体臭に、欠点(?)を挙げたらキリがなさそうな風貌の主人公。が、そんなところも割り切っているかの様で、、、でも傷つくわけさ。これをジアマッティが繊細に演じてくれていて、、、🥲。
「嘘をつくな」「規律を守れ」を説く教師。これまた後半に繋がり、クライマックスにクスクスっとさせる粋さ🥃も😆。

ダヴァインジョイランドルフ、ドミニクセッサも素晴らしかったなあ👏。ランドルフ、自身のことで凹むも次にセッサが傷ついているとわかるとコロッと忘れて、心配&説教😂。
起伏があるのよ、ひとの心ってさ。。。
あ〜もう、なんか勝手に共感共鳴してまう!

面白かった。
また観るといろいろ発見がありそう!
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