ドイツ国防軍を題材にしたコメディシリーズの最終回。
衝撃的なラストだった前回を受けてどう展開させるのかとわくわくしてたら、まるまるスルーでずっこける。
アッシュを主人公に、終戦間際の最前線のドタバタを描いてはいるものの、別に罰を受けるでもない悪者とか、聞き分けのない将軍とかいて、まったくもってスッキリしない。
コメディだったらカタルシスほしいけどね。
ナチ要素なしでここまできたけど、ついに仲間を踏みつけてまで生き延びようとするSD（親衛隊保安部）が登場するけど、これもスルー。
この煮え切らない感じこそが、ドイツにとっての戦後なんだという見方をするのが正しい消化方法か。
コミカルなBGMのおかげでコメディっぽくなってるけど、笑える要素はシリーズいち少なかった。
ベストは二作目かな。シリーズ三作とも作風が違うのが魅力でもあり、欠点でもあった。