ゆえん

ぼくのバラ色の人生のゆえんのレビュー・感想・評価

ぼくのバラ色の人生(1997年製作の映画)
4.5
鑑賞中ずっと泣いてしまいました。

主人公は純粋に自身を女の子だと認識し、それは当たり前だと思っていて、ただ可愛くなりたいだけなのに、周囲の無知ゆえの拒絶感に晒されているという状況がもどかしかったです。
大人たちは自分たちの固定観念に縛られて、周囲の子供達も純朴ゆえに疑問や違和感を躊躇いなく表に出す、それを"偏見"だと理解せずに。
物事を寛容に受け止めるためには"知ること"がまず必要だな、と改めて気付かされました。
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