ぼくのバラ色の人生の作品情報・感想・評価

「ぼくのバラ色の人生」に投稿された感想・評価

Margot

Margotの感想・評価

3.5
まだトランスジェンダーが普及していない時代に、たった7歳で、ただスカートを履いて人形で遊びたいだけなのに、周りから蔑まれ、親からも愛してもらえない残酷さ。

彼が悪いわけじゃない、と分かっていても、その無邪気さが辛かった。

神様がXとYを間違えて落としてしまっただけで、幸せに生きられないなんて。
自分と違うことを許せない社会なんて無くなってしまえばいいと、切実に思う。
20年前に、よくここまで踏み込んだ映画を作ってくれた。
世間の批判や偏見を理解していないリュドの幼さが危うくもあり、切なくもある。
題材は重いものの、所々に女の子が憧れる夢の世界がファンシーに描かれていて、一貫して暗すぎず観やすい映画だと思う。
EY

EYの感想・評価

3.4
リュドのことを治療していれば治るものだと信じて疑わない両親
病気だとか好奇心だとかでその性別に名称がなかったことが周囲の理解を難しくさせていたと思う
パパは精神が参ってしまっていたけど、ママよりもよっぽど真剣に重く受け止めてた
あゆみ

あゆみの感想・評価

4.0

TSUTAYAにもNetflixにもなくて諦めていたけど、大学の図書館に置いてあり鑑賞。

リュドが、女の子になれて、好きな男の子と結婚できると信じて疑わないところが切ない。

20年よりもLGBTに寛容になった今でさえ、リュドへの接し方が家族も隣人もリアルなのかもしれないと思った。

理解がないって残酷。
きょる

きょるの感想・評価

3.0
7歳の少年リュドヴィックの夢は「女の子になること」
無邪気でひたむきな生き方をするが…


自分の身体、性について
10代の頃は色々と悩む人も多いのではないでしょうか
私も当時は毎日のように悩んでは吐き出せずにいて溜め込んでいました
今はもう図太い年寄りになっちゃいましたが、人にはなかなか理解されずナイーヴな問題ですよね
今作は20年前の映画、性同一性障害の少年のお話
当時は今よりもっと“普通”を求められたのかなぁ?
普通ってなに?僕は女の子になって結婚するの

ファンタジーな演出もありますが陰湿なシーンも多々あり心が痛みました
けれどそこまで重くなく、観やすい内容になっていると思います
中高生とか若い方達に観てもらいたくなる映画ですね

展開が急に感じでしまい時々おっおっ?と置いてけぼりになったのは私だけかなぁ

このレビューはネタバレを含みます

性同一性障がいを抱えた少年が、女装をするために周囲から自分や家族に対する嫌がらせを受ける。
家族からも徐々に厳しい仕打ちを受けることとなるが、最後には、男の子であろうと女の子であろうと大事な子供あることに両親が気づく。
nattsumin

nattsuminの感想・評価

3.1

性同一性障害が認知されずらくて家族がリュドに強くあたるのがみててつらかった😂
リュド優しい子、、、
最後にでてくるクリスティーヌのおかげてちょっといい未来が想像できる!
曲と世界観がおしゃれ💄
ででん

ででんの感想・評価

4.7
最初はリュドに好意を抱いてた上司の息子を見て、偏見を教えるのは大人だ…と思ってしまった。

ありのままの自分に説明をつけようとするリュドをとても強いと思った。
自分が何なのか分からないのはすごく生きづらい
何より、人に理由を説明できないという事がやりづらい
だから病院に行ったりして、周りに説明をつけようとする。
だから色んなものに名前があるし、名前がある事は自分にとっても家族にとっても納得になるし救いになる。

結局、自分を男と思おうが、女と思おうが、男でも無く女でも無いと思おうが、男が好きだろうが女が好きだろうが、何か悩んだり生きづらさを感じたりするのは、周りの目線や "常識" があるからだと思う。

「自由に生きたい 」
「誰も傷つけず、誰にも傷つけられないように」
最近読んだ漫画のセリフを思い出す😭
今はLGBTという言葉もよく聞かれるようになってきた。もっともっと普通の言葉になって、単純に"男"と"女"だけじゃないという事が常識の世界になってほしい。
なるべく沢山の人が無意味な後ろめたさや、生きづらさを抱えなくて済む未来になって欲しいと思う。
“Xが落ちちゃったんだ”


最近は大学の入学課題のために
トランスジェンダーが題材の映画
をよく観ています。映画が課題っ
て私にはとても嬉しい(*^^*)


この作品の主人公の男の子も、
トランスジェンダー。同じ題材の
話はたくさんありますが子供の頃
の気持ちを扱ったものは初めて観
ました。

まだ子供だから自分でも分からな
いことだらけ。そんな主人公の周
りはマイノリティに理解がなくて
とことん主人公と家族を追い詰め
ます。「違いを認めて、違いを尊
敬しなさい。」なんてよく教わり
ますが改めてそれの難しさが伝わ
ります。

主人公の男の子は役柄に似合うと
ても可愛い顔の男の子でした。あ
の切ない眼差しがすごい。
そして、やっぱりフランス映画は
フランス色がすごいと思いました。
カラフルで、想像のシーンはとて
も可愛い。
下手なスプラッター映画より、よっぽど残酷だった。

リュドヴィックの言動に困惑する家族、
あからさまな拒絶を示す隣人や学校の人たちは、
リュドヴィックに対してとても残酷。

でも、純粋な気持ち故のリュドヴィックの無邪気な行動も、
家族にとっては十分残酷なのではないかと思う。

リュドヴィックがもっと大人だったら、
もう少し上手くやれたのではと。

その残酷さを隠すかのように見せかけて、
より際立たせている映像の鮮やかさよ。
能天気なポップさが余計に苦しい。でも印象的な映画。

005/2018
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