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狼男のIdeonのレビュー・感想・評価

狼男(1941年製作の映画)
3.0
久しぶりに故郷に帰って来たラリーは、骨董屋の娘グヴェンと恋仲になったが、ジプシーの占い師の所に出かけた帰り、狼に襲われる。偶々持っていた銀の杖で撃退したが、ラリーも深手を負ってしまう。ところが翌朝、気がつくと怪我はすっかり治っている。しかし、噛まれたところには五芒星型の傷が残っていて、その夜、ラリーに異変が起こる…というお話。
狼男のデザインはオリジナリティがあって強く印象に残る素晴らしいものだが、作品にはあまり生かされていない。主人公のラリーが善人という設定で、変身後暴れまくるシーンもないので、狼男の恐ろしさが伝わってこない。ロン・チャニーはブルーカラー的体つきなので、変身前の優男にはミスキャストだと思う。
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