たかちゃん

乳母車のたかちゃんのレビュー・感想・評価

乳母車(1956年製作の映画)
4.5
石坂洋次郎の原作を沢村勉が脚色、田坂具隆が監督した名編。撮影は田坂作品には欠かせない伊佐山三郎。芦川いづみと裕次郎の初共演作品。父(宇野)に愛人がいて、子供までいるとの情報を得た娘の芦川。愛人(新珠)のいる家を訪ねる。新珠は留守で、弟の裕次郎が、赤ん坊を乳母車に載せて散歩に出るところだった。そこから二人の心は接近、家庭も円満に戻る。赤ちゃんコンテストに芦川、裕次郎が夫婦を装い出場、3位になるまで。田坂としては地味な内容だが、観ていて幸せな気分になれる。
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