とぽとぽ

フォー・クリスマスのとぽとぽのレビュー・感想・評価

フォー・クリスマス(2008年製作の映画)
3.0
ヤドリギ「家族にウソは付き物」豪華キャストを揃えて全米1億ドルを越える大ヒットとなりながら日本では(他の米ヒットコメディ然り)ビデオスルーになった本作のプロットは、クリスマスはカップルでバカンスの筈が...それぞれの離婚した両親の家×4?!ーーーーロバート・デュヴァル×メアリー・スティーンバージェン×シシー・スペイセク×ジョン・ヴォイト。ドタバタコメディ要素にドラマ面も。その中で案外知らないお互いのことが明るみになってピリピリムード。ありがちだけど過去のトラウマに思いがけず直面し向き合いながら、今までの自由気ままな関係から未来に向かってくよう。映画の中でよく口説いてるイメージのヴィンス・ヴォーンの兄役にはまた盟友ジョン・ファヴロー(ex.『the break-up』)。他にも個性的な面々が家族として出演している。わだかまりが冬の装飾や暖炉に溶けてく、クリスマスはやっぱりファミリー映画が鉄板のシーズンで、外が寒い分みんな誰かと繋がってると実感して心は温かくなりたい。あと、テレビの中継にはご注意を。

「気持ち悪い!ぼくも吐く」「隣にいても心は通じあっていないのよ」「君の母さんはエッチだ」「子どもを持つことの恐ろしさ」「家族の時間を取り戻せるなら私は何でもする。何より正直であるべきだ」「思ったんだが犬と同じで一人より二人だ」
勝手に関連作『ミート・ザ・ペアレンツ3』『パパVS新しいパパ2』
TOMATOMETER24 AUDIENCE47
Critic Consensus: Despite a strong cast, this sour holiday comedy suffers from a hackneyed script.
とぽとぽ

とぽとぽ