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デビル・ストーリー/鮮血!人肉のしたたり
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『デビル・ストーリー/鮮血!人肉のしたたり』に投稿された感想・評価

Cem

Cemの感想・評価

1.0
突然変異体の怪物、暴れ馬、ナチス設定、やる気のないミイラ、急に生き返る女と、沢山詰め込んであるスプラッターホラー。怖いどころか笑える。
誰もがちんぷんかんぷんになり混乱すると思う。その場で考えたようなストーリーでどれも無意味。暴れ馬とオッサンの無駄な銃撃戦が1番オモロイ。夜が明け、忘れた頃にまた映し出されるw
まだ銃撃戦しててアホかと(笑)こいつら何時間やってるんだ?
ふた昔くらい前、近所のレンタル落ち中古ビデオを売ってる店で買いました。
その店、1週間以内に持って行けば半額返してくれるっていう面白い店だったんですけど、しばらくして無くなってしまって残念でした。

セリフがあるシーンが少なくて、ほぼ黄色いレインコートを着た女性が「キャー!」って言ってるだけです😂
海じゃない所で船が出てきたり、ミイラが出てきたり(ミイラ歩くのめっちゃ遅い)、お腹踏み潰して内臓出てくる(お腹の上に作り物の腸が乗ってる)のとか、技のデパート舞の海の取組みたいでした。
引っ越しで処分しちゃったので、忘れたオチは確認できないんですけど、もし観る機会があったらどなたか教えて欲しいです。
kkmovoftd

kkmovoftdの感想・評価

3.3
かつてビデオバブル真っ盛りの80年代、全国に乱立するレンタルビデオ店の棚には、バイヤーが世界中を駆け巡り、内容は問わずにとりあえず買い付けてきた玉石混交の映画達が見境なく並ぶという、そんな素晴らしい時代があったらしい。
そんな有象無象のビデオの中でも、珍奇なジャケットに惹かれて借りたビデオキッズ達に強烈なトラウマを与えたという本作。伝説のビデオリリース作品として最早観ることはできないのだろうなと思っていたが、この令和の世にまさかの4KリイシューでBD化。一体誰がそんなことしようと言い出したのか。輸入DVDショップの店長もバンバン売れてるって言ってたので、同じような思いのおじさんが沢山いたんだろうなぁ。

〜〜以下ネタバレあり〜〜
映画は開始早々唐突に、禿げ上がって血色の悪い怪人が森中で若いキャンパー達をフガフガいいながら殺すシーンから始まる。しかしまぁ血はホースからピュッピュッと飛び出すし、殺される女の子は不自然にヘッタクソなスキップをしているなど、なかなかのスタートダッシュ。しかも怪人は何故かナチスのSSの制服を着ているのだが、これには最後まで何の理由もなかった。これこれ、こういう支離滅裂さですよ!!

話としては昔このあたりに難破した船に乗っていた5人兄弟が、打ち上げられたここで悪魔と契約をして怪物になって…云々。まぁストーリーはどうでもいいですね。
特筆すべきはやはりこの珍妙な演出方法だろうか。いちいち無駄なカットを長く、しかも使い回しで何度も見せられる。冒頭の怪人は、ネグリジェにレインコートという製作者の歪んだ嗜好が垣間見える美女を追いかける途中で、何か馬がパカパカうるせぇなと近寄ったところ強烈な後ろ蹴りを食らうのだが、悶絶する怪人のアップといななく馬のカットが延々と繰り返される。マジで5分くらいあったんじゃなかろうか。一方その裏では怪人の母親とレインコート美女が棺の蓋を閉める/閉めないで不毛な綱引きをしており、馬と悶絶怪人の合間にこの綱引きカットも挿入されて、思えばこの悶絶といななきと鼻息と悲鳴が延々繰り返されるこのシーンが、この映画の最高潮だったでしょうか。

悶絶怪人もうえぇわ、と思ってると口からゴボゴボ血を吐き出して(これもやたらと長い)、挙げ句もっかい馬に蹴られてて頭がパックリ。えっ!何かメインキャラっぽい怪人が馬に蹴られて死んだ!!と思ったのも束の間、倒れた怪人が石塀を突き破って、石塀の向こうにいた怪人母にクリーンヒット!怪人母負傷!美女助かった!!…と思ったらよく分からんミイラ男出てきたーっ!!!!
このあたりの畳み掛け具合はなかなかにアツいものがあって、やはりこの「何を見せられてるか分からないが何だか熱量はある」感じっていうのが当時見た人達にも刺さったのかなぁ。
ちなみにこのミイラ男はやたらゆっくりなトコトコ歩きで、美女を襲うかと思ったらパステルブルーのゲロを吐くだけでした。次のシーンではゲロも綺麗になってたので、「服(包帯)にゲロついてたら恥ずかしいな」と拭うくらいの理性はある、意外と紳士だったのかもしれない。こいつは最後までトコトコゆっくり歩いてるだけでした。

他にも夜中に散弾銃をぶっ放し続ける爺さんといななく馬を延々と見せられて、「あぁまた尺稼ぎかよ」と思ったら次のカットでは爺さんが朝靄の中で散弾銃をぶっ放してて、「いやストーリー上も一晩中ぶっ放し続けてたことにしたかったのか…」と常識の通じなさを痛感させられるシーンだとか、難破船のミニチュアが仰々しい音楽と共にちいちゃい砂山からモゾモゾ出てくるショボいシーンだとか、実は生きてた怪人がパックリ割れて垂れ下がった頭皮を辛そうに手で抑えながらも美女を追いかけるシーンだとか、何とも、得も言われぬ心に残るシーンがいくつもある不思議な映画でした。ちなみにこの怪人、最終的にレインコート美女に車で轢かれて、ガソリンかけられて焼死しました。何もそこまでせんでも…

ゴダールやタルコフスキーやブレッソンなんかが表の映画史だとすれば、これは裏の映画史に燦然と輝く偉大な事故なのではないか?やはり観てみるとそんな印象を持たざるを得ない、素敵な作品でした。