ロバートダウニーJrのフィルモグラフィを語る場面で何度も目にしていたのに何となく観てなかった作品。
凄い。これは出世作になりえて当然だ。
伝記映画って、ただ功績繋げただけで本人の過去映像見ればいいじゃんってなってたり、
あるいは逆に私生活ばっかりで何した人なのかよく分からなくなってたり、、
そんな中で、過去の公演や映画の名場面をかなりのクオリティで再現しつつも意外と女好きみたいな「へー」と思う私生活もバランスよく織り込まれてる本作。
個人的には「ボヘミアン・ラプソディ」に次ぐクオリティの伝記映画だと思いました。
ロバートダウニーJrの映画を結構な数見てる私でも、ロバートダウニーJrではなくチャップリンにちゃんと見える。
歩き方なんかまでまんまチャップリンで、相当な研究をしたんだろうなというのが伺える。
チャップリンってあんなにアクロバティックなんだな、、コケる演技とかの上手さを見れば当然なんだろうけど、そんな発想がなかったので驚いた。
晩年のチャップリンがあんまり老けて見えない(当時のダウニーの年齢考えると特殊メイクしても無理ある)のが唯一のツッコミどころかも。違う俳優雇っても良かったのでは?