♯182（2024年） 観るのが苦行

1924年制作のサイレント映画
『ニーベルンゲン／ジークフリート』と
『ニーベルンゲン／クリームヒルトの復讐』
をどうしても観たくてリメイクらしき作品を視聴しました。

その結果は…大惨事。

ドイツ産の下品お下劣Z級のコメディ映画でした。

舞台は中世のドイツ
主人公は赤ん坊の頃から知能は低いが怪力のジークフリート。
鍛冶屋のおじさんの家で育てられ村人達からは、その怪力故に存在を疎まれていた。
ある日、茂みの陰で用を足していたクリームヒルト王女に一目惚れしてしまう。
王女に求婚するために王宮へ向かうが、ひょんな事から台所の料理人になってしまう。
同僚で美人のアニータに気に入られ色々神対応をしてもらうが、アホなジークフリートはビッチなクリームヒルト王女の尻を追いかけるのだった。

◆良い点/注目ポイント
・ラストの結婚式会場でのジークフリートへの国民のアシストは、ほっこり。
・豚の友達も一所懸命にアホのジークフリートのお供をしてくれてありがとう。

◆改善点
・幼稚園児が喜びそうなアホなギャグを建物や衣装が本格的な中世ヨーロッパの世界観の中で行っています。
しかもドイツ人のギャグセンスは日本人には理解できないため終始ネタが滑っています。

◆総括
・笑いのツボには国民性があると痛感致しました。
私はアメリカとフランスのコメディ映画の笑いツボには共鳴出来ます。

万人にオススメしません。

-2024年182本目-

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